ここで出会うなんて
今朝の北海道新聞の広告欄に、ふたたび掲載されていた!!
↑上の写真は、 昨年末に掲載されたもの。
胸がドキドキと高鳴った僕は、切り抜いて大事に取っておいたのだ。
北海道新聞の、2012年12月28日付けの朝刊。
いつかブログに書こうかな〜と思っていて、
ちょうど写真など準備し始めていたら・・なんと今朝ふたたび!
この同じ広告に出会ってしまった。
・・ところで、
僕が感動したのは、「文庫大賞第1位」の部分ではない。
その上の、啓文堂書店の文字にである!
おそらく今朝、
その書店名にこれほど胸を揺さぶられたのは、広い北海道でも、僕ただ一人であったろう・・。
たぶん、
北海道民のほとんどがスルーしたはず。
紀伊國屋書店や、三省堂書店、丸善・ジュンク堂や、コーチャンフォーは知っていても、啓文堂書店は誰も知らないだろうし・・。
でも僕にとっては・・特別な意味を持つ。
何故ならそこは──、
以前東京で、自分が働いていた書店だから・・。
高校を卒業後、
18歳で就職してから29歳で退職するまで、
11年間務めた、思い出いっぱいの書店だから。
かつて、海賊王ゴールド・ロジャーは、大秘宝を指して、
「この世の全てをそこに置いてきた」(ワンピース/尾田栄一郎著)と言い放ったが、
実のところ僕も言いたい。
「青春の全てをそこに置いてきた」・・と!
・・もっと正確には、
「青春の全てをそこに置いてきたが、
湯ノ里デスクの仕事に必要なものをたくさんもらってきた」
・・というのが正直な気持ちである。
啓文堂書店で出会えた人たちと、そこでのあらゆる経験が、
今も、いつも僕を支えてくれる。
あの11年間は、僕の宝だ。
・・それにしても、
北海道新聞で「啓文堂書店」の文字を目にするとは、よもや思わなかった。
こんなところで出会うなんて、大変な驚きだ!
そして、とてもうれしい!!
東京の私鉄、京王線・井の頭線の沿線に店舗展開する書店なので、ほとんどの地方の方はご存知のはずがない。
まさか自分の他に、新聞のそんなところに目を留めていた人はいないと思うけど・・
もしかして、同じ北海道にいらっしゃいますか?
かつて啓文堂で働いたことがあるよ〜という方が?
いや実は私、全国の書店の中で啓文堂が一番好き〜という方が??
もしもいらっしゃいましたら、ぜひご一報を。
北海道 啓文堂人会を設立したいと思います・・。